私の起業の原点

父の闘病と死に直面した20代。それまで勤めていたJTBを退職し、27歳で医療機器メーカーに転職。その時の経験で、食事や運動、体温、代謝、血流、ストレスなどに目をむけ、体のケアや、病気にならないように先手で取り組む「予防医学」の大切さを知りました。
2人目出産後に、育児と仕事の両立に限界を感じ、自分で会社を作ろうと一念発起。
自分が本当に好きなこと、得意なことを...と思い、2019年株式会社バーナムを1人でスタートしました。

製品に対する思い

弊社のモットーは「こだわりだらけ」
製品開発するときは、聞いたことも見たことも無いような「驚きの製品」を作りだし、手に取っていただき、そして長く愛用していただきたいという気持ちで取り組んでいます。昔から人が驚き笑顔になるサプライズが大好きなんです！
実際に弊社製品はお客様の口コミからの広がりが一番多く、叱咤激励など厳しいお言葉をいただくことも多々ありますが、嬉しいお言葉をいただくことも多いので、それがまた私やスタッフの原動力となっていますね。

BARNUMの今と未来

創業社長ですから、仕事や会社への想いは人一倍ですね。畑を耕し、種を植え、丁寧に水や肥料をやり、やっと芽が出たので、ここから花や実をつけて行きたいです。
会社としては、サスティナブルをテーマにしたアパレルブランドなど、新事業もスタートしました。一部商品は、売り上げの1%を小児がんの治療、また未来ある子どもたちなどに寄付をしています。私自身は、中学でアメリカホームステイ、高校でオーストラリア留学など、若い頃から多くの海外生活を経験したことで、日本の良さを改めて知ることができました。国内はもちろん、今後は日本製品の素晴らしさを海外にも広げていきたいと考えています。お客様にも取引先にも「選んでいただける」人や製品でありたいと願っています。

ママの活躍の場を

日本はまだまだ女性の働く環境を革新できると思います。そのお手本となるべき企業でありたいと本気で考えています。BARNUMは社員のほとんどがお母さんです。創業時から『お母さんが、働きやすい環境』を1番に考え、コロナ前からリモートワークも取り入れていました。HAPPY・ GROW・COMPASSIONをテーマに、家族や仲間を思いやりながら、楽しく成長しながら、結果にもこだわりつつ、お仕事に取り組める、そんなママさんを増やして行きたいです。

母として、経営者として

『自分の人生なんだから、パパやママや先生や友達がこう言ったからではなく、自分で決めなさい。どんな選択でもママは応援するし、反対する人がいても別にいいじゃない？あなたと意見が違う人がいるのは普通のことよ。その人を否定したり嫌う必要もない。人は違って当然。そして選択して、挑戦したら、失敗してもいい。間違えてもいい。大切なのはその後に何ができるかだから。』私がよく子供たちに話している言葉です。自分自身も経営者として、また親として失敗や反省することが多いのも事実。でもそんな時こそ、社会や環境、人、他の何かのせいにするのではなく、自分と向き合い、会社や製品、スタッフやお客様と向き合い、情熱と思いやりと責任を持って対応することが大切だと考えています。